2016-08

師範試験

2013年に書道を始めた時、当面の目標の一つとして掲げたのが「5年以内に師範を取る」でした。

しかし、書道の筆を持つのは小学校低学年以来。
「半切(はんせつ)」を「はんぎり」と読んだり、楷書と隷書の区別や、半紙と条幅の違いも分からない、ずぶの素人レベルからのスタートでした。まさに横線、縦線一つ書くのも一苦労(;^ω^)

怠け者のの私には、何か目標がないとずるずるしてしまうことが容易に想像できたので、師範試験はモチベーションアップのためにはもってこいでした。

当会の師範受験資格は、漢字、仮名、共に2段を持っていることです。
今年漢字3段、仮名2段に昇段したので、チャレンジしてみることになりました。

師範試験は毎年1回開催され、申込をすると、5月初旬に試験問題が届きます。
提出期限の7月中旬までに、課題全てを本部に郵送し、会長、副会長、役員審査員の先生方により審査が行われます。

毎年問題は変わりますが、今年の問題の一例を挙げると:
*「遊雲驚龍」を、隷書、楷書、行書、草書で半紙に書く。
*王羲之「蘭亭叙」、孫過庭「書譜」、「孟法師碑」、「高貞碑」の臨書。
*高野切れ第3種の和歌を半切に臨書。
*元永本古今和歌集の和歌より色紙に散らし書き。
*般若心経
などなど、その他子どものお手本、表札、エッセーなど全10問。
いずれかの項目に1点が付いた場合は不合格になります。

2か月間、先生に指導をお願いし、フリータイムは師範試験の課題に集中して取り組むことになりました。

16師範4


そして先月末結果が届き、、、

無事合格することができました!(^^)!
提出ギリギリまで熱心に指導して下さった先生には心から感謝です!
16師範2

合格の通知と共に、評も添えられていました。
*隷書は線が硬い。
*草書は線が美しくない。筆力不足。線が練れていない。
*お手本は線がヒョロヒョロ。
*高野切の臨書は墨色に変化が乏しい。

合格したと思って気を抜くなよ!という審査された先生方の喝が伝わってくるコメントの数々。
道のりは、まだまだこれからですね。。。(^^;)

本日、西日暮里の本部で、合格者の認定式が行われました。
今年は3名が合格し、私は清和書道会が発足してから、376人目の師範合格者とのことでした。

会長及び副会長より、「師範が取れても、書道を辞める人が多かったり、実際に教える人は10分の1にも満たないくらいなので、今後はぜひ指導にも力を入れて書道を広めてほしい」というお言葉がありました。

私の次なる目標は、絵も交えた自分の作品を少しでも増やすことなので、教えることは今のところ考えていませんが、もっと自分の作品に自信が持てたら、色々な分野の方たちと一緒にワークショップやイベントをしてみたいという漠然とした思いがあるので、これからも一歩ずつ地道に進んでいきたいと思っています。

身の丈余る、ゴージャスな看板。
16師範3


第68回毎日書道展が開催されました

今年も六本木の国立新美術館及び上野の東京都美術館にて、毎日書道展が開催されました。

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公募、会友、役員あわせ、約35000点もの出品(!)とのことで、相変わらずその規模の大きさに驚かされます。
書道展に行ったことがないという友人を連れて行くと、「こんなに書道人口って多かったんだ!」と、大抵誰もがびっくりします。
美術館のいくつもの部屋とフロアにまたがって作品がずらーっと並んでいるので、入口のPCか台帳で検索をして、見たい作品がかかっている部屋を目指します。

斎藤顧問の作品。
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楢原副会長の作品。
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毎年、書に関する企画展も開催されますが、今年は「今こそ臨書~今日の毎日展を築いた先人の書~」という企画展示が行われました。毎日書道展を築き、発展させてきた、日本を代表する書家たちによる臨書作品が展示されました。

当会の創始者である故植村和堂先生の掛け軸も展示されました。

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今年の当会からの毎日展受賞者作品はこちらのリンクからご覧になれます。
2016年毎日展受賞者作品

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清和書道会は、書道の研究と普及を目的として、昭和24年に書家の植村和堂によって創設された書道会です。清和書道会HPはこちら

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