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2021-01

第72回清和書道展

2020年12月13日(日)~20日(日) の期間中、東京都美術館で第72回清和書道展が開催されました。
コロナの影響で開催が危ぶまれましたが、美術館側の万全の対策と、困難な状況の中にも関わらず展覧会開催に向けて協力して下さった会員の皆様の力のお陰で、例年通り無事開催することができました。

2020清和展

和堂大賞。宮崎洋流さん。
2020清和展1

会長賞。菊地薫さん。
2020清和展2

毎日新聞社賞。豊田芳鈴さん。一条摂政集臨書。
2020清和展3

特別賞。伊藤嘉枝子さん。
2020清和展4

特別賞。冨岡裕子さん。
2020清和展5

全日本書道連盟賞。仲上美佳子(ブログ管理人)。桃太郎童謡。

2020清和展6

審査員賞。桐谷富美子さん。
2020清和展7

今年はワークショップや懇親会などは中止となりましたが、展覧会の規模も縮小したりすることなく、清和書道会らしい仮名作品力を中心に、漢字や写経、近代詩など、幅広いジャンルの作品が並び、来場者の目を楽しませてくれました。

頓所さんの写経。本物の金と銀を使用しています。金と銀の材質を考慮し、夏に制作するのが最適だそうです。
2020清和展8

当会創始者、植村和堂先生の遺墨。
2020清和展9

楢原副会長の作品。
2020清和展10

近代詩の小品も多数出品されました。皆さん、自由に書かれていて、とても楽しそうです。
2020清和展13

子どもたちの書。
2020清和展14

会長作品と会長。体調不良のため退任が決まり、現在自宅静養中の会長ですが、この日は体調がよかったとのことで、会場訪問をされました。
2020清和展15





松翠展

竹橋の毎日新聞本社に入っている「アートサロン毎日」で、2020年11月19日から23日まで、当会の堀川翠扇常任理事の展覧会が開催されました。
写経や仮名作品を始め、植村和堂先生の遺墨、楢原副会長の作品、日本工芸会正会員、荒川区登録無形文化財保持者である鋳金師のご主人である松本隆一氏と、同じく鋳金師の息子さんの松本育祥氏の鋳金作品なども展示され、訪れる人の目を楽しませてくれるとても華やかな展覧会です。

堀川展2

中でも目を惹くのが、趣向を凝らした数々の美しい写経作品です。
ご自分で料紙から制作され、写経だけではなく、絵も描かれています。文鎮は、蝶のデザインが施されています。
堀川展3

堀川展9

こちらは蓮の実に金泥で書かれた、散華心経。
堀川展6

アップで見ると、細かい金字が蓮の実一つずつに書かれています。
堀川展7

寶塔経。
堀川展8

扇に書かれた魔訶般若波羅蜜多心経。
堀川展11

軸先にも工夫が凝らされています。こちらはご自分でデザインされた特注の軸先だそうです。
堀川展12

貝に書かれた仮名書。
堀川展13

盛況な展覧会の様子は、毎日新聞でも紹介されました。
堀川展14








「ふたりしづか展」開催

清和書道会の藤倉静香理事長と、畑中静抄常任理事による二人展「ふたりしづか展」が、2020年11月9日から14日まで、銀座第7ビルギャラリーで開催されました。大きなウインドーが開放的です。明るくてお洒落で、お二人の作品を展示するのにぴったりなギャラリースペースです。

ふたりしづか展1

ウインドーに展示されていた良寛の歌。上は藤倉理事長の作品で、下は自ら染めたという鮮やかな色合いの紙に書かれた畑中常任理事の作品です。道ゆく人の目を惹きます。

ふたりしづか展2 upd

植村斉会長からのメッセージ。
世阿弥の謡曲、「二人静」は、静御前と菜摘女が華麗な舞を舞います。センリョウ科の「二人静」は二筋の可憐な花を咲かせます。さて、清和書道会の「二人静」はどんな舞をまい、花を咲かせてくれるのか、大いに楽しみであり、気になるところであります。これからの清和を牽引して大いに活躍するはずの「清和の二人静」に乾杯。


ふたりしづか展3 upd

入り口を入ってすぐの第一展示室には、二六や半切の額装や軸装など、見ごたえのある作品が展示してあります。

ふたりしづか展4

奥の第二展示室には、料紙細字の小品が展示してあります。特別出品として、植村和堂先生の書と、お二人の師匠である楢原会長の書も展示されていました。

ふたりしづか展5

藤倉さんの作品。薔薇の花あまた貰ひて夢よりも美しき室にねむらんとする~清水比庵~

ふたりしづか展14

畑中さんの作品。今朝のあさ咲きさかれるは女郎花桔梗のはな我毛香の花~伊藤左千夫~

ふたりしづか展18


コロナ流行前から開催が企画されていた展覧会ですが、このような状況下、一時は中止しようかどうかお二人で悩まれたとのことでした。でもこんな時期だからこそ、温かく包み込んでくれるようなお二人の書は、見る人の心に染み入り、癒してくれるように思います。

ふたりしづか展19



第72回清和書展が開催されます

第72回清和書展のお知らせ

会場:東京都美術館1階 第3展示室
会期:2020年12月13日(日)~20日(日) 
    9:30-17:30 (最終日は15時まで)
    休館日はありません。
入場無料

授賞式
会場:東京都美術館講堂
教育部:14:00-15:00
一般部:15:30-17:00

追記:12月19日開催を予定していたワークショップは、コロナ拡散防止対策のため、中止となりました。

日本の書200人選~東京2020大会の開催を記念して~

全国的に非常事態宣言が解除され、ようやく東京の美術館もオープンし始めました。

国立新美術館にて4月開催予定だった、日本の書200人選~東京2020大会の開催を記念して~が、6月11日から21日へと会期を変更して開催されました。

美術館主催の企画展は中止、もしくは延期になっているので、この時期に開催しているのは「日本の書200人選」と、書道の公募展がもう一つのみでした。

入り口では検温チェックが行われ、手指消毒をしてから館内に入ることができます。
週末ですが、館内はガラガラで、コロナ以前と比べると大分寂しい雰囲気です。

IMG_2400

「日本の書200人選」の入館料は1000円で、書道展では珍しく写真撮影は禁止でした。

IMG_2401

入り口で展覧会のQRコードからリンクをダウンロードすると、出品作品が全て検索できるようになっていました。各作品に番号が付いているので、該当番号をクリックすると、作家の経歴などが見られるようになっています。オリンピックに合わせた企画ということもあり、英語、中国語、韓国語でも閲覧が可能です。

作品一覧

IMG_2409





展示は漢字、仮名、近代詩文、前衛、篆刻と、それぞれに部屋を分けて、各部門を代表する作家の作品が展示されていました。

また、代表作家数名の制作風景を映像で流す部屋も設けられていました。自分が仮名をやっているということもありますが、土橋靖子先生の制作風景には特に興味を惹かれ、何度も繰り返し見入ってしまいました。筆の動かし方、間の取り方、呼吸、リズムなど、作品が生まれる瞬間を見ることができる、とても貴重な機会でした。

他にも、文房四宝(筆、墨、硯、紙)が展示されていたり、学生の作品も展示されていたり、オリンピックに合わせた企画として様々な工夫がされていただけに、館内がガラガラだったのはとても残念でした。



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Author:清和書道会
清和書道会は、書道の研究と普及を目的として、昭和24年に書家の植村和堂によって創設された書道会です。清和書道会HPはこちら

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