2015-09

最近の水墨画教室

水墨画を習い始めてから約2年。
6月から上級クラスに進級し、課題も一気に難しくなりました。

初級クラスの時は、半紙サイズに花や野菜、魚、など比較的シンプルな課題を描いて提出でしたが、上級クラスに進級して初めての課題はいきなり半切に山水画!様々な技法を学びながら、色々なタイプの山水画を描いていきます。筆の使い方やどんな紙を使うかなどの基礎を教わった後、写真などを元に構図を考え、教わった技法を使って自分なりの山水を描くというが毎月の課題です。

1回目は三遠法を使った山水画(高遠、平遠、深遠という3つの視点から、線のみで描く方法)という課題。
初回の提出は、インド風をイメージして描いてみましたが、これは課題とそぐわないということで落第。

山水画8

翌月に再提出。こちらは無事合格をもらいました。

山水画5

山水画1

2回目の課題。麻紙を使い、滲みを利用して描く中国の桂林。

山水画2

同じ桂林で、こちらは滲まない紙を使用したバージョン。

水墨画7

同じく2回目の課題パート2。かすれを使って描く中国の黄山。

水墨画6

3回目の課題。「偶然の滲み」を利用した抽象的山水画。
モンサンミッシェルを描いてみました。

山水画4

山水が終わったら、竹や花の描き方を学びます。上級クラスの課題は12個なので、毎月課題を提出して合格すれば2年で卒業ですが、2年で卒業する方はまずいなくて、平均で5年くらいかかるとのことでした。目標は3年で卒業ですが、なかなかハードルが高そうです。

最近の書道練習

清和展の作品制作が終わったので、現在は漢字昇段試験の課題練習に入っています。

現在2段なので、今年の課題は:

①般若心経
②任意の楷書を14字以上臨書したもの
③課題の漢詩から、楷・行・草・隷書いずれか任意の一書体で書いたもの

の3つです。

般若心経は昨年の昇段試験で初チャレンジだったので、今年は2回目。
昨年書いたものと比べると、明らかに上達しているのが分かるので面白いです。

今回は「罫線を引く練習も兼ねて、罫線なしの般若心経用黄檗紙に書いてきて下さい」という先生からの指示がありました。しかし、「罫線なしの般若心経用黄檗紙」なぞというものは特殊すぎて、普通の書道用品店やネットでは売っていません。専門店に買いに行ってみると、一枚1000円!

一回で成功することなど、私にはありえるはずもなく、「あ、一行抜かした!」「あ、字間違えた」「あ、この字へにょへにょになった」等々を連発。5枚書いたらあっという間に5000円…。(あー、5000円あったら色々できる)と悲しくなるのでした。

2015漢字昇段試験

こちらは楷書の半切。写経同様、去年提出した昇段試験のものと比べて線が明らかに違ってきているのが分かり、比べて見てみると面白いです。

2015漢字昇段試験3

でも、上達しているとはいっても、あくまで昨年自分の書いたものと比べてなので、相変わらず筆使いは全然思うようにいきません。
特に般若心経などは少しでも毎日こつこつ書くのが一番効果的と頭では分かっているのですが、課題提出直前に集中して何枚も書く羽目に。はー…。

床にへばりつく柴犬を描いて、しばし息抜き。

2015漢字昇段試験3

練習の後はいつも、私も柴わんこと同じでこんな感じでへたり気味です。。( ̄¬ ̄*)

被災地での水墨画体験教室

書道と一緒に始めた水墨画の教室では、年2回、東北の被災地にボランティア講師を派遣し、仮設住宅の集会所で水墨画体験教室を開催しています。引きこもりになりがちな方が少しでも外に出るきっかけになればと先方より依頼を受けて始まった活動とのことです。

今年も、9月5日と6日の2日間にわたり、名取市で水墨画体験教室が開催され、ベテラン講師に交ざって、新米の私もアシスタントして参加させて頂きました。

体験教室には、2日間でそれぞれ10名前後の方が参加されました。今回で7回目なので、3回目や2回目という方もいらっしゃいましたが、ほとんどの方が水墨画初体験ということでした。モチーフはカボチャ、ナス、トウガラシです。

まず水墨画の基本線の描き方と、野菜の描き方の説明があり、皆さんもそれに従って作品作りにチャレンジしました。初めてで自信がないという方も、だんだんと筆使いに慣れるうち、夢中で何枚も練習されているのが印象的でした。

トウガラシ

自由に描かせてあげた方がよいのか、手取り足取りで丁寧に教えてあげた方がよいのか、その人それぞれに合った接し方を見極めるのがとても難しいと感じましたが、皆さん、私のような新米講師も温かく受け入れて下さり、私も楽しんで指導をさせて頂くことができました。

かぼちゃ

絵具も使いながら、おいしそうですてきな野菜の作品がたくさんできました。「楽しかった!」とおっしゃって頂けたことが、なによりうれしい言葉でした。

第67回清和書展開催のお知らせ

第67回清和書展が下記の通り開催されますので、お近くにお越しの際には足をお運び下さい。

会場:東京都美術館2階 第4展示室
JR上野駅「公園口」より徒歩7分
銀座線/日比谷線上野駅「7番出口」より徒歩10分

http://www.tobikan.jp/citizens/h27_10.html

会期:2015年10月6日(火)~11日(日)9:30-17:30 (最終日は15時まで。入場は閉場の30分前まで)
入場料:無料
主催:清和書道会
後援:毎日新聞社、全日本書道連盟、かな書道作家協会

特別企画:ワークショップ「毛筆に親しむ」
10月10日(土)10:00-17:00 / 10月11日(日) 10:00-14:00

展示会場内で、子どもたちに毛筆で好きな字や言葉を書いてもらいます。当日はインストラクターが書き方を指導します。
どなたでも無料で参加できますので、ぜひお越し下さい。

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清和書道会は、書道の研究と普及を目的として、昭和24年に書家の植村和堂によって創設された書道会です。清和書道会HPはこちら

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