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2018-09

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かな部昇級・昇段試験

漢字同様、かな部にも、年に一度の昇級・昇段試験があり、今年の締め切りは3月末です。
水墨画と工筆画の展覧会用作品制作の締め切りも3月末だし、続いて毎日展の作品制作も控えているので、年の前半はけっこうハードです。

試験課題は、級や段によって異なります。
私は、先月かなの競書で1級に昇級したことが分かったので、以下の課題を提出します。

和歌は半切で提出。
2月稽古9

今まで仮名の練習は、ひたすら小筆で高野切の臨書しかしたことがなかったので、この課題を見て、正直、今年はやめようかと弱気になりました。

高野切はともかく、「和歌を半切に書く」は、私にはかなりのハードルです。

まず、若山牧水について何も知らないので、安直ではありますが、図書館に行っている時間がないのでWiki検索。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8B%A5%E5%B1%B1%E7%89%A7%E6%B0%B4

「宮崎県生まれの戦前日本の歌人。旅と酒をこよなく愛し、一日一升の酒を飲んでいた―」

もうこのフレーズだけで、若山牧水に共感を覚えている自分が。。。
しかも、

「44歳という若さで亡くなっているが、死の要因は肝硬変。夏の暑い盛りに死亡したのに、死体からは腐臭がしなかったため、生きたままアルコール漬けになったのではと医師を驚嘆させた」

というエピソードもすごいです。
これだけで、すでに牧水ファン。

若山牧水オフィシャルサイト
http://www.bokusui.jp/

旅と酒を愛する歌人というと、自然や生き物への愛情があふれる人間味豊かな人物を想像してしまいますが、彼はどんな春の夜を体感したのでしょう。

様々なイメージが頭に浮かびますが、イメージを形にするといっても、今回はかなの昇級・昇段試験なので、かなの基本に則って作品を作らなくてはいけません。

どういう風に半切に書いていくのか全く見当もつかないので、まずは基本の字で先生にお手本を書いてもらいました。

一行目の「春」と、二行目の「木」の部分で墨をつけ、それ以外の場所では墨をつけない。
「春」と「木」(墨の濃い字)は小さめに。
小さい字の横に来る字は大きめに。
2行目の最後は心もち右下に流れるように。

2月稽古2

これが全体の構図の基本形で、それ以外の文字の大小は自由に。

2月稽古3

それから、書体字典を使って、どの字を使うか自分で選び、全体の構成を考えます。

2月稽古8

どの字を漢字にするか、仮名にするかも自由です。

こちらは、「をちこちに」の色々なバージョンをお手本に書いてもらいました。
2月稽古1

説明してもらっても、自分で考えるとなると、なかなか難しいです。
どんな変体仮名があるのかも全然頭に入っていないため、字典と悪戦苦闘中。

ちなみに、こういう説明を一切受ける前、「試しにどんなのでもいいから作ってみて」と言われ、字典片手に、課題和歌に出てくる「春」と「山」から、好きな字体を選んで半紙に書いてみたのがこちら。

春。
私には、左が着物を着ている女の子で、右がちょんまげの男の子に見えました。
春

山。
バンザイしてるみたいで、こちらも可愛い。
山

(やはり)かな昇級・昇段試験の課題には使えないとのことで速攻却下でしたが、心惹かれる字なので、いつか作品に使ってみたいです。

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