2018-07

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シリアのアレッポ大学で書道を学ぶ学生たち

2015年2月19日の朝日新聞より。
内戦が続くシリアのアレッポ大学の学術交流日本センターで、現在も日本語や書道を学ぶ学生たちに関する記事です。

アレッポ書道部

1995年に開設されたセンターでは、内戦下の現在でも250人の学生たちが日本語を学んでいるとのこと。
そして書道クラブの学生たちは、11年に退避した日本人教師たちに代わり、ユーチューブに投稿された動画を見て書道を学んでいるそうです。

「シリアでは戦争の影響で美しいものへの関心が薄くなった。私は書道を続け、美への関心を持ち続けたい」
という大学生の声が紹介されていました。

様々な文明が交差する地であったシリアは、古代帝国アッシリア、ローマ帝国、イスラム帝国、十字軍、オスマン帝国等々、あらゆる時代が残した史跡の宝庫で、国中が博物館のような美しいところです。

すばらしい文化の溢れる土地に惹かれ、職場の知人を通じて紹介してもらったダマスカスのアパートを1か月ほど借り、そこを拠点に、シリア全土を友人と旅したことがありました。

ダマスカスのウマイヤドモスク。ローマのジュピター神殿だったものが教会になり、後に現在のモスクになりました。金のモザイクが華麗で、人々の憩いの場になっています。
ウマイヤドモスク

ダマスカス近郊のマールーラ村。キリストが話していたとされる古代アラム語を話す人々が今も生活している、山間の美しい村です。
マールーラ

イスラム国関連のニュースでよく耳にするアレッポも、魅力的な街でした。
アレッポ博物館が所蔵していた紀元前の遺物のコレクションがすばらしかったのを記憶していますが、現在は相当な被害を受けている様です。

アレッポ博物館館長さんのインタビュー記事
http://mainichi.jp/select/news/20150204k0000m040117000c.html

親日家も多く、街を歩いているとたくさんの人が親しげに話しかけてくれ、本当に親切にしてくれました。

シリアの人たちの顔が思い浮かび、連日の悲惨なニュースには悲しくてやり切れない気持ちでいっぱいになりますが、そんな環境の中でも、日本語の勉強を続け、美への関心を持ち続けたいと書道を学ぼうとしている学生がいるという話には心を打たれました。

記事には、東宮たくみさんという書家の方が、学生たちの苦境を知り動画を投稿したとありましたが、自分にできることから実際に行動を起こすことはすてきなことだなと思いました。まだまだ未熟な自分の実力にはとても歯がゆい思いがしますが、いつか何かの力になれればと、心新たに明日からも練習に励もうという気持ちになりました。

アラビア語にも、すばらしい書道文化があります。

arabiccalligraphy

機会があれば、アラビックカリグラフィーとかな文字の展覧会なども企画してみたいです。




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