2018-06

楢原萠春個展が開催されました~同人有志小品展同時開催~

当会の副会長、楢原萠春先生の個展(毎日新聞社、全日本書道連盟、かな書道作家協会、清和書道会後援)が、3月17日から6日間、銀座画廊美術館で開催されました。

narahara

楢原先生は、昭和36年清和書道会に入会後、植村和堂先生に師事しました。毎日書道展かな部審査会員、毎日書道展かな部運営委員・選考委員、かな書道作家協会常任理事などをつとめられ、現在も精力的に会員の指導にあたっていらっしゃいます。清和会員の展覧会作品は、和堂先生と楢原先生の遺伝子を色濃く受け継いでおり、当会にはなくてはならない大黒柱的存在です。

今回の個展では、「書には、作家の人柄や生き方がほのみえた方が楽しい」という先生の視点の元、西行、芭蕉、良寛、山頭火など、いずれも世俗を離れた特異な生き方をした人々、また現代では、病魔におかされ、長く苦しい闘病生活を余儀なくされた末に和歌がほとばしり出たという共通点を持つ2人の女性、柳澤桂子と鶴見和子の作品が対象に選ばれています。

自らが深く感動したという言葉が表現されているからか、凛とした線の美しさ、墨色の美しさ、構図や余白の美しさなど、古典かな芸術の美しさを全て備えながらも、ストレートに見る者の心をうつ作品が揃っています。

ここにその作品をいくつかご紹介しますので、ご覧下さい。

朝露のきらきら光る蜘蛛の巣に白萩の花一つ捕らはる
~柳澤桂子~
楢原先生2

うしろすがたのしぐれてゆくか
~山頭火~
楢原先生3

梅の花折りてかざして石の上古りにしことを偲びつるかも
~良寛~
楢原先生4

吉野にて桜見せぶぞ檜木笠
~芭蕉~
楢原先生6

ふるさとへ行く人あらばことづてむけふ近江路を我越えにきと
~良寛~
楢原先生8

一つ家に遊女も寝たり萩と月
~芭蕉~
楢原先生9

梢ふく風の心はいかにせんしたがふ花のうらめしきかな
~西行~
楢原先生7

また、今回は同人有志小品展も同時に開催されました。
清和書道会が得意とするかな古典の作品が多く出品され、繊細で華麗な書の伝統美が存分に味わえる展覧会となりました。

ここに何点かご紹介します。

青木敏子常任理事
同人10


久保田未央常任理事
同人8

小林徳子理事
同人7

角川爽流理事
同人5

野口春華理事
同人1

秋葉虹春幹事
同人6

菊池薫幹事
同人4

嶌村錦秋幹事
同人3

杉崎峯子幹事
同人2

毎日書道展などの大きな展覧会と異なり、今回は比較的小品が多かったですが、線や墨色の美しさ、余白、料紙、軸や額、マット、落款印などが華麗に融合した世界は本当に美しいです。


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清和書道会は、書道の研究と普及を目的として、昭和24年に書家の植村和堂によって創設された書道会です。清和書道会HPはこちら

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