清和書道会

会長退任のご報告

体調を崩して長らく休んでおりましたが、今期限りで清和書道会の会長を退任いたしたくご報告申し上げます。
後任は植村正副会長が引き受けてくれますので、私の時と同様よろしくご協力賜りますようお願い申し上げます。会の事務作業は藤倉理事長はじめ事務局の皆様が万端滞りなく勤めていただいておりましたので、実務上の混乱は特にないものと思います。

私は今年の六月に外出先で倒れ、最寄りの病院に救急搬送されました。この時は原因がはっきりしなかったのですが、七月末に健康診断を受け、「洞不全症候群」と診断されました。この病気は『自覚症状は殆どないが、時に脱力感、倦怠感、運動耐容能力低下を生じる。放置した場合の年間死亡率は２％だが、心臓の停止時間が長くなると、失神による転倒事故の危険が増える。効果的な治療薬は殆どなく、ペースメーカーの埋め込みが最も効果的。』なのだそうです。そこで緊急入院の上、ペースメーカー埋め込み手術を受けました。

現在は自宅に戻って、リハビリと体力の回復に専念しております。担当の医師からは「左手を上にあげたり重いものを持ったりしないように。大事に使えば五年から十年は持ちます。」と言われました。これからも出来る範囲で会の発展のため協力する所存です。

植村　齊