第73回清和書展
2021年12月13日から19日まで、上野の東京都美術館にて「第73回清和書展」が開催されました。
コロナ禍の影響を考慮して、ワークショップや特別展示、祝賀会などは中止となりましたが、展覧会は無事開催の運びとなりました。


今年の受賞者の方たちです。入り口のポスターに一覧が貼りだされています。

受賞者には、毎年賞品として、硯や料紙が贈答されます。

上位受賞者の方たちの作品をご紹介させて頂きます。
会長賞 仲上美佳子
古今和歌集より12首を抜粋し、上半分は高野切第一種の小筆仮名臨書、下半分は、同じ和歌を近代詩で書いています。一番下には、前衛書の技法を取り入れた抽象的な模様が入っています。

毎日新聞社賞 前山和勝
臨 雁塔聖教序

特別賞 坂元久美子
吉井勇~空と海たぐひもあらぬ全きもの ふたつながめて心和みぬ~

全日本書道連盟賞 原田芳翠
妙法蓮華経薬草論品第五
本物の銀を使って書いています。巻物として表装してあります。

審査員賞 山口玲月
木下幸文~玉ぼこの道にちりしく花を見て あふげば梅の木蔭なりけり~

今年も、近代詩コーナーが設けられ、様々に工夫した作品が並びました。

仮名風の美しい作品です。

植村正会長作品
富安風生~今もよし 昔も恋し老の春 他一句~

楢原副会長の作品
若山牧水~真冬日の澄みぬる空の寒風に 東へなびく浅間山のけぶり~

藤倉静香理事長作品
島木赤彦~夕焼空焦げきはまれる下にして 氷らんとする湖の静けさ~

百人一首のかるたを制作された方もいらっしゃいました。
宮澤佳蓉

初日には、植村斉最高顧問も訪問されました。
植村夫妻と植村正会長

コロナ禍の影響を考慮して、ワークショップや特別展示、祝賀会などは中止となりましたが、展覧会は無事開催の運びとなりました。


今年の受賞者の方たちです。入り口のポスターに一覧が貼りだされています。

受賞者には、毎年賞品として、硯や料紙が贈答されます。

上位受賞者の方たちの作品をご紹介させて頂きます。
会長賞 仲上美佳子
古今和歌集より12首を抜粋し、上半分は高野切第一種の小筆仮名臨書、下半分は、同じ和歌を近代詩で書いています。一番下には、前衛書の技法を取り入れた抽象的な模様が入っています。

毎日新聞社賞 前山和勝
臨 雁塔聖教序

特別賞 坂元久美子
吉井勇~空と海たぐひもあらぬ全きもの ふたつながめて心和みぬ~

全日本書道連盟賞 原田芳翠
妙法蓮華経薬草論品第五
本物の銀を使って書いています。巻物として表装してあります。

審査員賞 山口玲月
木下幸文~玉ぼこの道にちりしく花を見て あふげば梅の木蔭なりけり~

今年も、近代詩コーナーが設けられ、様々に工夫した作品が並びました。

仮名風の美しい作品です。

植村正会長作品
富安風生~今もよし 昔も恋し老の春 他一句~

楢原副会長の作品
若山牧水~真冬日の澄みぬる空の寒風に 東へなびく浅間山のけぶり~

藤倉静香理事長作品
島木赤彦~夕焼空焦げきはまれる下にして 氷らんとする湖の静けさ~

百人一首のかるたを制作された方もいらっしゃいました。
宮澤佳蓉

初日には、植村斉最高顧問も訪問されました。
植村夫妻と植村正会長

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